パイオニアランジャパン 25周年
 2011年 4月18日





春が来て冬物をしまったかと思ったら都内でも雪が降ったと言う。
こんな狂ったような春は40年ぶりだという

去年の大雨に祟られたパイオニアランのこと今年は一体?と思わせる陽気だった。


目的地は東北道の鹿沼インター出下りて向う大谷石の石切り場の跡地だ。
埼玉の岩槻から東北道に乗った。 川越を過ぎるまでは霧が出ていて寒かった。


さすがに足の先が冷たくてサービスエリアで一休みした。












  鹿沼から降りて「大谷」と書いた看板を左に曲がる。

分かっていれば何事も無い道筋だけれどパイオニアランは看板も無く

道案内が立つわけでもない。 参加率の低下は大規模な部品交換会と

日程が重なった事ばかりではないだろう。

草の根のボランティアと少しの工夫が
必要だろう。
長く続けると言うのは毎回工夫を凝らして、新たな参加者を増やしてこそ
維持できるもの。しかし、口で言うほど簡単ではないのだ。

ケチなことを言えば1500円の会費で以前は軽食がついてきたものだ。

食い物の恨みとは怖いのだ!(笑)

何事もスポンサーを集められるかどうかにかかっているのだろう。
30回で幕を閉じた「タイムトンネル」開催の苦労が思われる。

おまけに今回は恒例の石切り場ではなく道端の空き地!
 足元も悪くとうとうあの会場も
使えなくなったのか???

 決して近くは無い大谷の会場に片道100キロ近くかけて

陸王で走って行くのだから、ちょっと残念でした。


まあ、それにしても毎年の
春の訪れはパイオニアランから。

「ホームページを見ています」と数人からお声をかけて頂いた。
ありがたいことです。お会いできて楽しかったです。




PRJ記念品の陶器のお土産が懐かしい。ご存知カブのエンジンがモチーフ

今年のメインテーマは
スポーツカブ発売50周年なんだそうだ。

別冊モーターサイクリストの取材もある。

それではPRJのはじまりはじまり。







大谷石の美しい蔵の前で残った桜の下で記念撮影。






主催者のご挨拶。 

お互い様だけれど高齢化が目立つのがコノテの催し物の決まり事か
しかし、今日一日はみんなが少年少女に戻る日なのだ。





順不同ではあるけれど、再生したトヨモーターを持ち込んだのは

地元宇都宮の「綱川自動車」の綱川さん。

コイルやフラマグの修理品を持っている人は頼っては如何か?

コイルのまきなおしなどしてくれるところはもう少ないだろう。

軽いエンジン音でスタートしたトヨモーターでした。





オタクとはよく言ったものだ

お互いの名前など知らなくとも
いや、たのしい語らい!の時なのである。




     
ハーレーのスポーツスター元祖!

750のサイドバルブは当時のレースのレギュレーションを有利にするための策だそうだが

サイドバルブのこれは「レーサーレプリカ」なのである。

エンジンの回り方はまさにハーレーそのもの。

クラシックにして軽快。ちょっと欲しくなる乗り物でした。

帰り道を陸王とご一緒しました。

いいサウンド聞かせてもらいました。





メグロのS3

いかにも古そうな風格のでたメグロでした。エンジンも快調です。




これはなかなかお目にかかれないメグロ

ちょっぴりドイツデザイン?





「ミズホ」とタンクのエンブレムにあります。





こちらは「キャブトン」ブランド。

なかなかすらっとしてカッコイイです。


   



カブのグループが大勢集まった。

しかし、どれもみんなOHVのカブばかり。やはりカブヌシにはOHVが人気なのだろう。






可愛くて新鮮だ。

どれもとても綺麗にしてましたよ。





カブ取材に来られた「別モ」の記者さんたち。

レフ板向けて撮影中を失礼。







浮谷東次郎の「がむしゃら・・・」はコレに乗ってか?!





ベンリースポーツにコロナツーリングバッグは良く似合う。







カブといえばこの赤シロのCUB

けっこう横にはみ出るのですね。





モトグッチのスーパーアルス500

そもそも軍用ではありますが、クラシックでユニーク!

予想に反して?軽快な音です。

トントントン ヒユー!トントンと走ります。












BSAのゴールドスター

K1はこのエンジンを参考にしたのかなと思うが。

フィンの薄さなど繊細さはやはり実用バイクのそれではない。






       



杉並木の方には周らないで近くを走って戻った。
春ですね。暖かかった。

パイオニアランはまだまだ続けて欲しい。
僕もホームページで紹介したりしていたけれど
もっともっと草の根の努力と魅力を出せる努力が必要だと思う。

会場の手当ても課題だ。
いっそ会場を移してとか、日程を重ならない日にするとか
食事をとりやすい場所にするとか
ボランティアの道案内も必要だろう。
クラシックバイクのクラブの協力を得るもの一考か。

まだまだ頑張って欲しい。



帰路 東北道でクラシックなハーレーの一団に遭遇した。

ナックル・パンヘッド・サイドバルブの軍用ありサービカーもあり。

インディアンなども混じっていた。
 PRJの国産愛好家達とはちょっと違う雰囲気。

陸王を追い越しながら手を振って行く。


みんなに素敵な季節がやってきたね。

またPRJでまた会いましょう!










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