OLD TIME RUN IN MIKAMO 2008



10月のはじめの頃、僕は板橋の「珈琲屋らびっと」に立ち寄った。


その時に、店主の濱さんが、26日のミーティングに行くのですか?と聞いてきたのだった。


このごろバイク雑誌も読まなくなったので、知らないと答えると教えてくれたのが

オールドタイムラン みかもと言うイベントだった。

あいにく、当日は車のイベントが所沢であり濱さんはそちらに行かれたようでした。












東北自動車道を佐野インターまで行き、そのすぐそばに 開催場所の「道の駅みかも」

なる所がある。  高速道路なので、かば号で行こうかともおもったけれど、聞けば

国産車が中心の集まり、(場所柄そうだろうなあと思う)


やはり、こういうのは陸王で行かなくては申し訳ないということで

急遽、たるみにたるみきって、チエンケースにガバガバと当たる チエンを交換する事にした。


といっても、そこらですぐに手に入るはずも無く、知り合いの名古屋の「今井モータース」さんに

陸王の1次チエンの在庫があるという。 早速送ってもらい、交換する。高速道も静かに

安心して走れた。チエンは古いのを送ってコマを数えて送り返してもらった。



画像はチエンが伸びて、ミッションが後ろまで下げられている。







出掛けはあいにくの雨、午後から止むと言う予報だったので、雨天決行ということもあり

雨具に着替えて出かけることにした。






陸王をレストアしてもらって29年、手に入れてから今年で31周年ではないか?


下の画像のような状態ではなかったが(陸王大好きさんの投稿画像拝借)

すごい、ボロでありました。

続・三丁目の夕日のエキストラの話が来て、あわてて修理したりして

早くも1年半経過。  乗れば不具合箇所は直すので、30年間で一番調子が

良いかもしれない。昼も夜も、工具一つ積まないで出かけています。











岩槻のインターから乗り、佐野で降りた。

兄も、車で来て合流。目的地の道の駅みかもについたときには雨は上がっていました。


本日最後の飛び入りエントリーでした。


なんだ、みんな事前の申し込みをしてたんですね。

そんなわけで、最後の104番でした。


皆さんは、どんどんミニツーリングの方に出発し始めていました。






自走の陸王なんて、期待はしていなかったが、ハーレーのWLは何台も見かけた。

似ているようで、ご先祖が陸王の方が、WLよりが生まれるより前なので

やはり、ずいぶんと違う。RQ型ならば外装が似ているのだけれどね。


僕の陸王の排気管はWLA(軍用のレプリカ)ですが、同じ形状のものをこのWLもつけていた。

僕のはイギリスからWLA用として輸入して付けた。もう25年も前の事だけど結構光っている。





陸王のRQ型につく排気管。こんなのも、なかなか出てこない。





あたりを見渡していると、すぐに出番となる。

アーチの下を呼ばれながらスタートする。

近くをぐるりと回って会場に戻るのだが、だいたい1時間くらいだろうか?

沿道の人が手を振ってくれたり、村おこしに一役買っているのでしょうか。









以下は後日送られてきたスナップ写真です。














さて、今度のミーティングで僕が一番気に入ったのがこの

モトグッチのファルコーネです。

サイズは500tで、これは大変完璧にレストアされています。

ぼくも、250ccのアイローネを持っていましたが、部品の入手から

オリジナル部品でのレストアなど、費用も手間もかなりかかります。

すばらしい、仕上がりでした。エンジンも静かで素晴らしかった。









実は、掲示板でmmおやじさんが、このタンクの修理をするので、エンブレムは無いかとの

ご相談であった。 たまたま、使ってないエンブレムがあったのでお譲りしたのだけれど、

それが、このファルコーネだったと言うようなわけ。

塗装も、素晴らしかったです。









当日、参加していたアイローネ。これはまったく同じ形で縮尺されたような感じです。

まあ、よくみればこちらのほうがコストダウンがあるのは仕方ない。

でも、同じ音がするからわらってしまった。

これも調子よく走っていた。小さい分だけかわいい。







モトグッチのアイローネで毎年タイムトンネルに参加していた頃の画像。

もう、手放して無いが、タイムトンネルは30回目で終わってしまった。

フリーランスプランニングの倒産と言う事もあるけれど、クラシックバイクのレース

の難しさだろう。筑波で走ったタイムトンネルは楽しかった。もう一度走って見たいものです。

画像は、フジスピードウェイのショートコースでのもの。これが最後でした。









会場はとてもひろいし、道の駅の隣ですから、いろいろ便利。

いくつかのクラブの共催になっているのか、運営もしっかりしてました。

エントリーフィーはお弁当代や写真も含めて3000円でした。

場所代も経費もあるでしょうから、リーズナブルでした。






なんか、みょうに色気のある目黒K1です。 よく見るとフェンダーがいい感じです。










大変綺麗な、S3でした。 







メグロのZ3だそうです。  





ハンドチェンジというのが渋いねえ。










未再生でよくオリジナルを保っていました。

黒ではないと言うのもいいものでした。









これは、見たことの無かった、富士重工のハリケーンです。

スクーターばかりでは無かったのですね。


実は、僕の陸王のバックミラーには富士重工のマークがついています。

どうも、コレ用のバックミラーだそうです。








これは、なんだろ?


ヘッドだけが水冷、自然循環式。

いかにも、農工エンジンを作っている会社らしい。イセキのタフのエンジンでした。






たくさん、珍しいものが来ていました。

スズキのロータリーバイクなどもはじめて見ましたよ。


これは、ドイツのバンケル。ジェットエンジンかと思うようなスタイル。


これも、当時流行ったロータリーエンジン搭載車。




タイムトンネルの常連だったヴェロセットKTT

どうも現存する実動のKTTレーサーはコレだけとか。

最後に押し掛けでエンジン音を聴かせてくれました。












参加台数が100台以上。 これだけの参加者です。

なかなか盛大でした。僕も含めて、参加する人の年式が気になるところですが

みんな元気そのもの。来年もお会いしましょう。




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