そよ風号レストアの巻





これは初夏のある日のこと、隣町の川越まで娘と「銀輪道楽」をしてきたときの画像です。


川越は古くからの街です。 したがって町並みも古いまま保存されて、貴重な景観を保っていると言うわけです。

そのあたりは、そよ風号のホームページをご覧ください。

「そよ風号を知りませんか」


「川越ライド」








この、娘との川越ライドでの「戦利品」が


「内部拡張式ブレーキ&内装式三段変速機」
であったわけです。


始めは、今回のそよ風号のレストアをしてくれたPINPON氏もリムの交換とスポークの張替え

をすると言うだけのつもりだったらしいのですが、「そよ風号」をいじっていたら どうも「戦利品」を

組み込んで見たくなったようですね。 自転車本体よりも高価なパーツです。

そして、止まらなくなったPINPON氏はいろいろとレストアを始めたと言うわけです。





ハンドルが固着してたので、でかい「ハンドル引き抜き機」を使い引き抜いて、グリスをくれて将来の分解に備えました、とさ。


ハンドルグリップも、骨董パーツに取り替えられてます。 もう、長年の使用で磨り減っていました。


ハンドルの右に着いているのが、三段変速機のチェンジレバーです。

また、真ん中には懐かしい音のする鈴ががついてます。 古いベルがついていたところだけ、メッキが新しいままです。


フレームが二本の棒でできていますが、男女の自転車の切り替えが出来るようにとボルト止めになって動くような仕組みです。




本来は重量物運搬車では無い、そよ風号ですが、ハンドル周りの剛性を強めるために、このような

フォークスタビライザー?なるものを取り付けてくれました。 これで悪路も安心です。

そして、くたばっていたヘッドライトも明るいものと交換です。





変速用のロッドも付属してありました。 三段変速機はすべて昔のデッドストックで揃っていました。

ふるいものですが、みな新品です。





サドルも程度の良い中古品と交換してありました。 小さなビニールの工具入れもおしゃれです。


白いペダルも交換。 クランクのベアリングも痛んでいたので手が入ってます。まったくノイズがしなくなりました。

本来の新車は静かなものだったのですね。 大きな、鍵も取り付けられてます。







気がついてましたでしょうか。そよ風号のスポークは黒塗りです。

これも、川越での戦利品です。 当時のデッドストックのスポークですからメッキではなく、黒塗りです。

今回、赤いラインがおしゃれなリムとの組み合わせです。







そして、これが三段変速機と内部拡張ブレーキが一緒になったものです。

静かに確実に変速できます。 重いかと思いましたが、組み込んでみれば大した重さではありません。

まだ、川越にはこのパーツが眠っているのかも知れません。 





試乗の感想


まず、大変に静かになったということです。 

そして、静粛に作動する変速機が実に良い。

ブレーキもゴムで押さえると言うのと違って、しっとりと確実に効きます。

やはり、高価なパーツです。 そこだけピカピカになってしまいました。(笑)


全体に赤茶けていますが、本当は綺麗な深いブルーをしています。

金のラインがまわり、おしゃれな自転車ではありました。

今回のレストアで、僕が前のオーナーさんのような、80歳まで乗れるようになったと思います。

まさに、「平成の大修理」でした。 重ねてPINPON氏に感謝です。




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