携帯で写したSilver Week in 2009


2009年9月17日〜9月22日

       

遅い夏休みを取ることにした。
平日の17日から7連休。いつの間にか、シルバーウィークなるものが
できていた。この次は何年も先の事だと言う。
そん頃には、僕は毎日が日曜日になっているだろう。


出発の前の晩に、荷物をまとめて庭に出た。

バイクのカバーを外して荷物をくくりつけるつもりだった。

ところが、カバーのしたからは赤い陸王が出てきてしまった。
しまった、かば号は実家に置いて来たのだった。

というわけで、出発は仕事電話に邪魔されて12時。





さあ、仕事のことを考えていては休みなど取れない。
社長が、「だからこそ休んで部下に仕事をまかせるべきでしょう」との
ありがたいお言葉! 僕はかば号に乗って、今年も岩手へと向かいました。
家では、朝顔が綺麗に咲いていると言うのに、岩手は寒いと言う。冬支度で出発です。



  

東北道は空いていた。高速道路の休日割引が始まる前は、いつでも東北道は空いていたものだ。

ETCが品切れで手に入らない僕としては、民主党のマニフェスト「高速道路の無料化」を期待しようか。


福島県に入ってすぐに給油をしたが、飛ばして行ったせいなのか? 二戸のあたりでガス欠になっていまう。

なんたる、お粗末。 片肺になったかば号をあやしながら一般道へ降りる。

なんとか給油所にたどり着く。23L入るタンクに22Lの給油をした。高速の途中でガス欠するところだった。


割り箸は、紫波SAから軽米インターまでを挿している。 目的地の種市までは2時間ていどか。


                 



らくださん、コロちゃん夫婦が先についていた。

らくださんは、勤続25周年で会社に休暇をもらって、2週間の大連休だ。

翌日は奥入瀬や十和田湖などを回る。 しずしずと秋の気配。

もちろん、冬装束で行ったのは言うまでもない。



     


         



広い道には誰も来ません。

遠くに八甲田山が見える。


税金の無駄などと言うまい。 これを楽しみに出てきているのだから。

相変わらずの「変態走行」

つまりずっと50キロで走ると言うだけのことだが、エンジンと戯れ、景色と一緒に流れるには

このくらいの速度が一番気持ちがいい。

もっとも、先を急かされるような乗り物には縁のない話だ。
   





少し薄曇りの十和田湖


「空が二つあるようだなあ」と浜ちゃん

詩人だねえ・・・と笑う。












19日は浜ちゃんはらくださんのバイクにかかりっきり。

天気は良かった。


ちょっと近所の海岸沿いを走ってきた。

松林と波の押し寄せる海岸。









   


三陸には地震と津波が多い。22人が亡くなった津波の慰霊碑。

「地震に気を緊しめ、津波に避難」とか書いてあったような・・・

三陸の津波について・・・

http://www.bo-sai.co.jp/tunami.htm



     

  



 

雑木林と松の林が海岸沿いに続いている。 松の林はきっと植えたものだろう。

とうもろこしが沢山なっていた。牛に食べさせるのかな?





       


階上の灯台。



久慈のスーパーで買った秋刀魚 2匹。一匹98円。新鮮で美味しかった。
秋刀魚はぴかぴかに光っていた。鮮度のいい魚はこういうものだ。

21日は10台もの行列で「変態走行」実施。多少遠慮して60キロで走る。

みんなで下北半島めぐりだ。

    






   










   





野生の馬がいたけれど、皆んなは見慣れているのか、馬に興味がないのか

僕だけしみじみ見物した。 一生懸命草を食んでいる。 草などでよくこんなに大きく育つものだ。と感心。








     


ムシャムシャ はぐはぐと熱心に食べる。



子馬も育っていた。





   



ハーレーの団体さんと良くであった。

向こうもモトグッチの団体さんなど珍しいかったのだろう。




帰り道は八戸の港に立ち寄っていつものように

演歌を聞きながら蕎麦を食べる。

演歌が流れているから、いいのだ。

イカつり漁船が出港の準備をしていました。



         

9月の17日〜22日まででした。

長いような、短かったような。

星が沢山見えた。天の川もね。

毎晩行った風呂も大きくて気持ち良かった。

ヘッドライトを消せば、真っ暗け。


朝は6時から、屋根の上を走り回る烏に起こされる。

屋根の上をぴょんぴょんと跳ねているらしい。
だから早起きになる。


そして、夜の9時半にもなればすることもなく眠くなる。


夜が明けたら鳥と共に起きて、眠くなったら寝ればいい。
やはり、人間とは本来こういうものではなかったのかと思う。



退屈しのぎに海岸へ出てみた。そして海を眺めていて考える。

この休みは、何をしたかったのでもない。どこに行きたかったわけでもない。



「そうか、俺はたいくつしたかったのだ」
と思う。








翌日の22日、8時には帰路に着く。

やはり名残惜しい。

浜ちゃんと仙人さんに見送られて8時には種市を発つ。

高速道路にのれば、あっという間に逆戻りだ。


行きがけのガス欠に懲りて、満タンで出かける。




連休を一日残して帰ろうとする高速道路の混雑は、宇都宮からずっとの大渋滞

行きは10時間、帰りは12時間かかった。

騒がしく、番号を読み上げる サービスエリアの食堂に

日常が接近してきたことを悟らされるのだった。




高速道路の費用が2万円。ガソリンは1万円。

あとは食費とか、さまざま3万円。費用はしめて6万円でした。


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