台風が近づいてきた。9月25日(日)

朝になって一段と冷え込んだ。
広場にはコスモスも咲いていた。下北はもうすっかり秋だ。
缶コーヒーをシリンダーで暖める。もっと熱いのが飲みたい。

クラゲさんは朝から痛たたのタチゴケ。急な上り坂でのユーターンは重いバイクには無理だった。
タイヤを上にして転がったあの重いカルフォルニアをクラゲさんはよいしょ!と起こしてしまった。
助け起こそうと坂を駆け上がっていったけれど、その怪力にびっくり。

凹んでいたくらげさんだけれども、車両保険を思い出したらしく、ちょっと元気に。

  

あかべこ号の試乗をするくらげさん。これから、みんな遠い我が家に向かうのだ。

  

三沢の海岸にこんな置物がある。
昔、この長い海岸から無着陸で太平洋横断をした飛行機があったという。
アメリカ人の夫婦はガソリンを満タンにし、この海岸を飛行場にして
飛び立っていったという。機体を軽量化するために車輪を落としての離陸だったとか。
もちろん、無事アメリカには胴体着陸を敢行した。
昔の人の勇気には恐れ入る。




風は強かった。
波も逆立ち、引く波などないかのようだ。
風も途切れなく ごうごうと音を立てる。
北国の自然の厳しさだ。

  

この幅広い松ノ木の防風林は昔人が一本ずつ植えてこしらえたものだそうな。
もの凄い連続した突風がタワーを揺らす。


   




高速道路の入り口まで浜ちゃんに見送ってもらう。

あっという間の1週間だった。

モトグッチばかりで、青森を隅々まで周ったような気がする。
もう、どこを周ったののかわからないほど走った。
もともと方向音痴だから、右に海がきたり左にくるともうダメ。

帰る頃にはすっかり、語尾だけは東北弁になった。
東北って、こんなにいいところだたんだろうか。

いたるところ、温泉だらけ。海はきれいで入り江も美しい。

八ヶ岳も西伊豆も美しい。

けれど、バイクにこんなに嬉しい所はそうそうない。

信号もねえ、ディスコもねえ、なんにもねえ♪

あー、すばらしいじゃないの。
自分でブレーキを踏むまで停まる必要の無い道。
ゆっくり走る贅沢。東北万歳!を唱えて僕らは解散した。

ありがと!浜ちゃん。
今度はこっちさ、来てくれ!といいたいけれど。見せるものは
なあんも、ねえべ。






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