V7 SPORT

夏が来ました
今年の梅雨(04年07月)はあまり雨が降らなくてとても暑い
バイク乗りにとってはありがたい。とくに僕は雨が嫌いだ。いつから雨嫌いになったのだろうと考える
きっと、自分の趣味はバイクしかないんだと気が付いた頃からだろう。
世の中には多趣味な方がいらっしゃるが、ゴルフも好きで車もバイクもスキーも大好きで、おまけに野球もテニスもなさる。
そういう器用な方とは違って僕はとても不器用だ。
どちらかと言えば、僕はそういう不器用さを喜びとして生きている。
ほとんどの場合、バイクもゴルフも・・」のあたりで拒絶反応がでてきてしまう。
貧乏性で不器用だからだろう。会社関係で「あの人もバイクに乗るんですよ」と紹介されて仲良くなった人は皆無だ。
なぜなら、あゆ釣りを趣味とする人が、岸壁から投げ込むような人と話が合うはずがないのと同じで、バイクは趣味。
寸分の違いにもこだわりを持つからおもしろいのだ。どうも、その辺が無趣味な方にはご理解願えないところだ。



この夏にはいろんなヤツが手元に来ては離れていった。ひょんな懐かしさから買った不動のCS90
きれいになったが場所ふさぎとなり人に譲ってしまった。
高校時代のおもひで・・・というところか

これは750ccのNEVADA。なかなかいいバイクだった。
会社の後輩の為に手に入れたが、その後輩が異動でバイクどころではなくなってしまった。
車検もとり、ちゃんと整備をした。初めての車検にしては外観は汚かったが、こんなにきれいになった。
新しいオーナーのもとで可愛がられているといいな。新しいMOTOGUZZIがこんなにも乗りやすいバイク安全なものかと思い知った。
このサイズは比較的非力だが軽量この上ないので思いのほか速かった!重いバイクが嫌いならお勧めだ。
でかいバイクが速くて楽だと思い込んでいるとしたらそれは子どもの発想だ。
130キロくらいからでも ブレーキは不安なくかけられる。
どうもこれが、最後のキャブレター式だったようだ。排ガス規制のせいで低速はおとなしい。






そして、こいつが本題のV7SPORT
兵庫県からわざわざやって来た。外観を一新されてとてもきれいだ。



僕のところに来ることになったのは、ひょんな偶然みたいなものだった。
これを欲したひとがキャンセルされたようなのだ。
それで、僕に話が回ってきた。これも縁かと思い譲ってもらうことにした。
本当は何年もあとでもよかったのだが。



チェンジが左のモデル。シフトは一般的な1ダウン4アップに改装されていてタッチも素晴らしく改善されている




タンクの張り出しがイタリアンらしい。このシンプルなメーターまわりもいいところだ。
僕はどことなくデザインセンスがアメリカでデザインされたカワサキのマッハVと似ているとおもう。
直線的なデザインで長いダブルシートとか、このメーターとか。時代の流行りか。




このアクセルホルダーがいい。トマゼリ。


このバイクにはプラスチックというものがあまりない。サイドカバーも鉄の箱だ。



ハンドルは自分の用途に合わせて、すこし持ち上げた。可変式というのが親切だ。


この両面のダブルパネル式ブレーキが憧れだった。とうとうこれに乗れると思った。
しかし、調整も複雑で引きも重い。やはりもうすこし軽くしなくては具合が悪い。
手足のさわるところが性能以上に大切だ。アクセルが軽いと吹き上がりがよくなる。
ブレーキやクラッチが軽いと車体まで軽く感じる。体感チューンはこと、バイクに限ってはたいせつなことだ。




ということで、重いアクセルをのスプリングで軽量化した。効果は抜群。おためしあれ。



750Sに乗る番頭さん(赤いシャツ)が前のオーナー。
譲るまぎわになって外装一式みんなきれいなものと交換して送ってくれたのでした。
だから、みんなぴかぴかです。こうして彼は損ばかりしているらしい。
もちろん、僕はこのスポルトに満足しています。

僕もそうだが、きれいにして、整備して、直して乗って・・・
それが趣味なんだから、譲って儲けようなどとは考えてはいない。
できれば、手間はともかく部品代だけでも回収できればくらいにおもうけれど・・・

もし、ハジメから儲けてやろうと考えれば、それは趣味ではなく商売だ。
商売ならもっと気の利いたことがあるはずだ。
彼氏のそういう純粋な不器用さに敬意を払いたい。
(奥様はどういう評価をされているか知らないけれど)

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