かば号平成大修理 ゴールデンウィークなのだ



平成19年の4月も終わりの29日、僕は岩手の浜ちゃんのところに出かけていった。

修理を頼んだかば号850GTの出来上がりを見に行くためだ。

それと、春の東北を楽しみたいと、仲間と一緒に出かけていった。

ところが、桜が咲いているのは仙台くらいまでで、岩手ではまだ残雪がある寒さ。

もう、終わったはずの花粉症に見舞われてしまった。

乾燥した風と、強い紫外線で顔が腫れてボロボロになった。

そうだ、東北の春は一月遅いのだ。







まだ、山には白い雪がのっかっている。



水芭蕉が咲いている。やはり、春は来ているよ。






大感激のぴっかぴか。




ほら、ステップボードに換えたんだべよ。 




ステップボードにしたために、複雑なリンクになった。

6個もリンクに節がある。 リンクに少しのガタがあれば、もうギアなど入らなくなる。

ポジションは快適だ。

   

そして、ハンドルもポリスタイプの大型に。

なんと、陸王とポジションが同じになってしまっただよ。

おっそろしいなあ・・・・




エンジンは、ピカピカ、車体もピカピカ!

あんなに、錆びと油まみれだったのに。まったく、文句なし。

エンジンは始動したとたんに、変わったのが実感できた。

ドロローンとかかったエンジンは、ゆっさゆっさと揺れて

実に、静か! わーい、あんがとさん浜ちゃん。





お仲間も集まって、一緒にツーリングさいったべよ。

ご近所の青年団も集まってくれただ。








ここには、前傾のセパハングッチは来ない。

日本では少ない、ループフレームのグッチが増殖している。

浜ちゃんと出会っ時は、ループフレーム同士、えらく感激したもんだよ。

こんなに仲間が増えるなんてうれしいなあ。

下は、浜ちゃんの赤ベコ号と、後ろはばばべこ号 右はスナフキンのカルV。以前の僕の鮭カル

僕は、このカルフォルニアVでアメリカングッチの味をしめてしまった。




東京から東北道に乗り、八戸道に入る。 軽米インターで1万円近い料金を払い

それから、30分ほど走れば浜ちゃんの秘密基地に着ける。

家を出て、12時間ほど後のことだ。

そこまでして、なぜ行きたいのか?

そこに、どばどば天国があるからなのだ!




おらの村には信号もねえ!横断歩道もねえ!横断歩道橋ってなんのことだ?

追い越し禁止もねえ!歩道もねえ!だから駐車禁止の黄色もねえ!

右折禁止もねえ、ガードレールもねえ、交番もねえ、パトカーは1台だけある!

しかも、おまわりさんは友達だ!

だから、ぶっ飛ばす?!てか?

とんでもねえ、60キロで走るためだべ。

それも、何キロも止まらずに、ヒタスラどばどばどば・・・・と

Vツインの鼓動を楽しむために、どばどばどば・・・と走る。

頭の中にヘリコプターが舞い降りてくる。

その鼓動感にヒタスラ酔い続けるためだけに岩手にいく。

これ見ていきたぐなんねえか?

景色は最高だ。小高い山肌を覆い尽くす牧草。

道路を覆い尽くす、牛糞!(これは大げさ)

丁度、畑はほじくりかえしの真っ最中なのだ。


















気持ちえなああ!
牧草はふかふかだべ





映画の「大脱走」のように草原を走る赤ベコ号




ほら、行きたぐなったべ!





廃線になる列車を撮影しようと集まる鉄ちゃん。

好きだよなあ、と思いながらも僕らも似たようなもんだあ。

しっかり最前列でカメラを構える。

結局、一両だけがとことこ走ってきました。

いったい、あれは何線?



田子村(たっこ村)名物はニンニクだ。

ニンニクラーメンは定番のお昼だ。





郵便ポストもニンニク!

街灯もにんにく型でした。

タプコプ村の保存家屋。 実にでかい家でした。




結局、ステップボードにしたけれど、850GTのパーツの流用では

ブレーキが甘くてダメ。そして、チェンジもおなじ理由でニュートラルの出が悪い。 

やはり、ステップ式のものはパーツが違うからだ。

パーツを取り寄せてから引取りする事になった。

それでも、車体や、エンジンに仕上がりには大満足。

また、夏に引取りに行く楽しみが増えた。

夏の岩手も、これまた美しい。

たのしみだなあ・・・





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